2014年1月19日日曜日

#82 Dead Rejects


お待たせしました。約4ヶ月ぶりのバンド紹介になります。

Dead Rejects はアメリカのジャージーシティ(ニュージャージー州)出身のCRSバンド。ゆったりした甘いスカと性急でアングリーなハードコアのコントラストが強く、それでいてキャッチーなCRSサウンドが魅力的で、CRSファンの間では1年半程前から話題になっているバンドだ。



Dead Rejects はもともと Shane によるソロバンドとして始まり、Adam の手助けにより作品作りを行っていた。2012年4月、デビュー作となる6曲入りEP Sleeping Is For Suckers.bandcamp でリリースしたところ、「これは傑作だ!」と口コミで話題になり、わずか10日で1,500回も再生されるという反響ぶり。(Night Gaunts が Facebook でこの作品を紹介した影響が大きかったようだが。)



その後、2枚目、3枚目とEPをリリースし、毎回良質なCRSサウンドを作り上げてくる Dead Rejects に対してファンからは「アルバムを制作するべきだ」との声が挙がっていた。CDでのリリースが期待されたが、全てのEPを無料配信することにこだわっていた彼らにアルバムを制作する資金は無かった。




ちょうどその頃 Atrocity Solution が Indiegogo で資金調達キャンペーンをやっていて、見事必要な資金を獲得したのを見て火が付いたのだろう。ファンの後押しもあって、Atrocity Solution に続けとばかりに昨年12月、Dead Rejects が資金調達キャンペーンに乗り出す。そんなわけで現在、Dead Rejects は Indiegogo で資金調達キャンペーンをやっているのです。


余談だが、これまでリリースした3作品にはどれもコーヒー入りマグカップが描かれている。これは Shane がコーヒー好きなため。ずっと前に Shane は Facebook でこんなことをつぶやいていた。「俺は Crack(コカイン)をやらないけど、Coffee を飲むのは好きだ。だから Coffee Rock Steady ってのはどうかな(笑)」と。

世界で唯一の Coffee Rock Steady バンド Dead Rejects、Atrocity Solution に続き資金調達を成功させられるだろうか!?今彼らはCRSバンドとしての真価が問われているように思います。長くなったのでキャンペーンの詳細は次回に持ち越したいと思います。



国:
アメリカ

メンバー:
Shane Sparacello - ボーカル、ギター
Adam Cichocki - ドラム、キーボード
Joey Dwyer - ベース

活動期間:
2012年?~

作品:
2012 - Sleeping Is For Suckers.
2012 - Screaming By Myself
2013 - Positively Depressing



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